亡くなられたお父様が建てられた築数十年のお宅を、リフォーム・メンテナンスをされながらずっと住まわれていたI様。息子様であるオーナー様のご結婚、更にお孫さんが生まれたことをきっかけに、2世帯住宅に建て直すことになった。
限られた敷地に、オーナー様ご家族の願いをどれだけのせられるか―。
オーナー様ご夫婦とお母様には何度も足を運んでいただいて、打ち合わせを重ねた。
1階はお母様のお住まいがメイン。共有の水回りはスッキリ広々でとても使い心地がよい。
2階にはオーナー様ご家族が。デッドスペースを限りなく減らし、その結果生まれた屋根裏スペースは、ブルーの壁がアクセントとなっており、ただの物置では収まらない”お部屋“のような広さ。
また奥様が主役のキッチンからはリビングが見渡せ、日差しもたっぷり入る居心地の良い空間に。畳スペースは将来お子様の個室にリフォーム出来るように設計されている。
お孫さんも階段を下りればおばあちゃんにすぐ会えるし、近所に住むご親族の方々や、嫁がれた娘さんもよく遊びに来ているようで、まさに人が集まるお家が完成した。
天国から見守るお父様も、I様ご家族のだんらんをきっと喜んでくれているだろう。